福祉職員キャリアアップ研修を受講いただいた職員の感想と上司コメント~(社福)くさのみ福祉会~(2022/2/10掲載)
2022.02.07 掲載
平原梨沙副主任・相談支援専門員(相談支援事業所くさのみ・福祉職経験年数12年)
受講コース(受講年度):
中堅職員(平成30年度)・チームリーダー(令和3年度)
自分自身の振り返り・点検ができ、初心に立ち返ることができました。「福祉の仕事に就きたい」と強い意志を持って当法人に入職したことを思い出しました。グループワークでは、さまざまな職種や経歴の人たちと協議ができ、大変勉強になりました。メンバー一人ひとりの思いが反映された行動指針ができあがり、とても達成感を感じています。一人でできることは限られ、視野も狭いと感じたのと同時に、みんなで話し合いながら一つの目標に向かって取り組む素晴らしさを感じることができました。最後にメンバーからいただいたアドバイスコメントはあったかい気持ちになり、今も大切に保存しています。
利用者や家族等から多くの学びを得ていることを忘れず、変化し続ける社会の中で、その時々に必要なことを学び、チームでの課題解決に向けて、努力し続けたいと思います。
上司の西村英子相談支援事業部長からのコメント
元々知識やスキルを持っており、普段の業務において、量的・質的にも難易度の高い業務を驚くほど効率的に、効果的に遂行しており、管理者として心から感謝しています。これまで研修センターの研修を3回受講していますが、研修を受講することで、本人の中で整理ができる良い機会になったのだと感じました。当法人、事業部の中心的存在として、次世代を担ってもらうリーダー的存在として大いに期待しています。
中川あゆみ相談支援専門員(相談支援事業所くさのみ・福祉職経験年数12年)
受講コース(受講年度):中堅職員(令和3年度)
研修センターの研修を初めて受講しましたが、この階層別の研修は受講してよかったです。
階層別と言っても、年齢層も幅広く、普段出会えないような人たちと出会え、楽しい研修でした。当法人に入職して3年目ですが、入職から現在までを振り返る良い機会となりました。他法人・他職種の人の話を聴くことで、視野が広がったり、気づいたりと学べることが多いと感じました。日々の人間関係にとどまっているだけでは気づけない、視点やヒントをもらえたと思っています。
講義の中で、ある一定年数働き、慣れてしまうと「高原期(中だるみ)」が訪れるという話がありましたが、そういう意味でも今回のような研修機会は必要だと感じました。受け身ではなく、自ら学び続ける姿勢が大切であり、若い人たちに背中を見せられる先輩職員になりたいと思っています。
上司の西村英子相談支援事業部長からのコメント
培われた豊富な知識、経験、人脈等を現在の職務の中で存分に活かし、周りの職員の成長に良い影響を与えています。当法人の在職年数が浅いため、法人の研修計画に沿って、まずは中堅職員コースを受講してもらいました。本人のキャリアを考えると、少し心配もありましたが、「とてもたくさん得るものがあった」と聞いてよかったと思っています。今後は、組織における課題の改善・解決に向けて力を発揮してもらうとともに、障がいのある人やご家族、地域の方たち、専門職等の架け橋的な存在としての活躍を期待しています。
加甲絵里保育士(広島西こども発達支援センターくれよん・福祉職経験年数10年)
受講コース(受講年度):中堅職員(令和3年度)
受講前に、事前課題に取り組みましたが、テキストを読み、要点を整理してシートにまとめて研修に臨んだことで、当日はさらに振り返りもでき、とても充実した研修でした。
講師の先生から「人を見て、下を見て、手元を見て仕事をする。自分の目線を上に向ける」ということを聴き、仕事で振り返りを大事にしながら、常に前を向いて仕事をする姿勢を学びました。
グループワークでは、他事業所の方の丁寧に支援されている様子などを知ることもできました。メンバーの言葉で「慣れは自分を向上させない」「学びを放棄しない」が印象に残っており、初心を忘れずに仕事をしたいと思いました。自分自身を見つめ直すきっかけになり、目標を明確にすることができ、受講後の業務の中でも意識して取り組むようにしています。
上司の藤岡順子管理者からのコメント
研修終了後のキャリアデザインシートを確認し、非常にうれしく思いました。自分自身の成長目標をはっきりさせ、さらに組織の一員として中堅職員の立場として職員育成を培っていく役割を再認識されたことを頼もしく思います。
実際に新人職員の育成を担い、よい関係づくりをされていることも認識しています。意欲、向上心も伝わってきます。くれよんの中心的存在になってもらえることを期待しています。
小川哲副主任(総務部・福祉職経験年数6年)
受講コース(受講年度):
中堅職員(令和元年度)・チームリーダー(令和3年度)
事業所から研修を受講するようにと言われたときは、「もう中堅になったのだ」「そういう責任のある年数になってきたのだ」と感じ、まず受講する前に、自分の立場の自覚(意識)が芽生えました。
研修中は、求められる役割や、上司とのコミュニケーション、後輩職員への指導、個人ではなくチームとして考えていくことの大切さを改めて学ぶことができました。特に、PDCAサイクルやOJT等は印象に残っており、受講後も意識して業務に取り組むようにしています。
また、グループワークの司会役や発表者を務める機会がたくさんあり、大変でしたが、自信につながったように感じます。自分のキャリアデザインを考え、目標も決まりました。テキストを定期的に読み返し、今の気持ちと学びを忘れないよう意識しながら業務に取り組みたいと思います。
上司の藤原理恵総務部長からのコメント
研修の様子を報告してくれた際、司会や発表を任されることが多かったと聞き、人柄がそれを導いたのだとうれしく思いました。
事務職の場合、現場の職員に比べ、たくさんの人と関わる機会が少ないため、学びの場があることは本人にとって良い経験であり、今回の研修もプラスになっていると感じています。他分野・職種の人との協議の場は、他事業所を知ることもでき、また自分の法人への理解も深まると思います。忙しい業務の中、事前事後の課題に取り組み大変だったと思いますが、その分成果も大きかったとのではないかと思います。これからキャリアを重ねていくうえで、責任ある業務も増えてくると思いますが、俯瞰の目を持ち、目標達成に向けて健康に留意して励んでほしいと願っています。
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