中国・四国中国帰国者支援・交流センターからのお知らせ
中国残留日本人の体験を聞く会
「中国残留日本人の体験を聞く会実行委員会」では、年2回、地域住民の人を対象に、中国帰国者への理解を深めていただくよう、「中国残留日本人の体験を聞く会」及び「満洲移民の写真・パネル展」を開催し、中国帰国者の歴史的背景や体験談を聞いたり、写真・パネルを展示しています。ぜひお越しください。
第19回中国残留日本人の体験を聞く会及び満州移民写真・パネル展の開催状況報告(令和6年12月22日開催)(別タブで開きます)
第18回中国残留日本人の体験を聞く会及び満州移民写真・パネル展の開催状況報告(令和6年6月15日開催)(別タブで開きます)
語りかけボランティア募集
介護サービスを利用する中国帰国者とお話しませんか?
中国帰国者は、平均年齢が後期高齢期に達し、介護サービスを利用する機会が増えています。しかし、中国帰国者の中には、日本語が不自由なため、施設の職員や他の利用者とのコミュニケーションが取りにくいことで、寂しい思いをしたり、生活習慣の違いからストレスや不安を抱えている人もいます。
そのため厚生労働省では、こうした中国帰国者の介護事業所などでの孤独感を軽減するため、中国帰国者支援・交流センターへ委託し、中国語による「語りかけボランティア訪問事業」を平成29年度から実施しています。「語りかけボランティア」が、中国語でお話しをし、中国帰国者の気持ちを聞くことで、孤独感、不安やストレスの軽減をはかり、安心して介護サービスを利用できるよう支援します。
そんな語りかけボランティアをあなたもやってみませんか。
中国帰国者支援「語りかけボランティア」に携わって:黒田 伸(広島市)
私は、仕事の関係で長年中国語を勉強し、退職後も「脳活」のために勉強を続けていました。中国語教室の仲間の勧めでボランティアに参加し、新しい学習目的を持つようになりました。
活動に参加して最初に困ったことは、話しかけることはできても相手の話が聞き取れず、会話が一方通行になって「教室で学んだ中国語では歯が立たない」と感じたことです。しかし一方、色々な方言を含み、普通語よりも大きな幅を持った「生きた中国語」と接することは、とても貴重な経験になりました。
現在は、3人の居宅に月1回程度、ホームヘルパーさんの訪問時などに併せて訪問して、約1時間お話をしています。ときには、ヘルパーさんや施設職員とご本人の意思疎通をお手伝いすることもあります。
コロナで訪問できなかった時期がありましたが、ホームヘルパーさんから「来られるのを楽しみにされているようですよ」と聞くと、続けてよかったと思います。
3年間続けてきて、少し慣れてきたので、もっと会話の能力を上げて、利用者により沿った活動ができるように、精進していきたいと思います。
介護事業者のみなさまへ
当センターでは、厚生労働省からの委託を受けて、中国帰国者の介護事業所などでの孤独感を軽減するため、中国語の会話ができる「語りかけボランティア訪問事業」を行なっています。ご利用をお待ちしています。
介護サービスを利用する中国帰国者の方に「語りかけボランティア」が訪問します!(別タブで開きます)
お問合せ先
中国・四国中国帰国者支援・交流センター
所在地:〒732-0816 広島市南区比治山本町12-2 県社会福祉会館5階
電話:082-250-0210
ファクス:082-254-2464
受付時間:平日・土日(下記を除く)8時30分~17時30分
※ただし、祝日・年末年始(12月29日~1月3日)・土日(3月下旬~4月上旬、8月中旬、
9月下旬~10月上旬)は、お問合せフォームで受け付けます。
(返信には数日程度かかります)