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ボランティア活動について学びたい

 ボランティア活動は、「いつでもどこでも誰でも気軽に参加できる活動」です。特別なことではありません。日々の何気ない会話でも、それを楽しみにしている人がいれば、それも立派なボランティア活動です。

誰でも気軽にできるボランティア活動

 例えばこんな活動があります。

  • 近所の1人暮らし高齢者の話し相手
  • 古切手、ベルマーク等の収集
  • 共同募金への募金
  • アルミ缶、プルタブの回収
  • 福祉バザーへの協力
  • 献血
  • 町内清掃活動 など

 ボランティア活動は、自発的に自由に行える活動ですが、中には活動にあたって特別な技術や知識を身につけて行うものがあります。また、人と関わることや生活環境をよくしていくために理解を深めることも必要です。
 社会福祉協議会(ボランティアセンター)では、ボランティア団体等と協力して必要な知識と技術の取得・向上や、理解を深めるための講座や体験学習などを企画・実施しています。

 

特別な技術を必要とする活動例

手話通訳
手話通訳
言葉によるコミュニケーションが困難な人(聴覚や言語に障害のある人)が、主に手や指を使ってコミュニケーションするための技術。手話によるコミュニケーションや、生活の様々な場面で他の人との会話を通訳により補助する活動です。
要約筆記
要約筆記
言葉によるコミュニケーションが困難な人(聴覚や言語に生涯のある人)に、他の人が話す内容を要約しながら文字に表し伝達する技術。特に講演会や講義など、演者や講師等が話す内容を即時に伝えるため、効率よく、また正確に要約して伝える活動です。
音訳・音声訳
(朗読)
音訳・音声訳
目で文字を読むことが困難な人(視覚に障害のある人)に、書籍、雑誌、新聞、取扱説明書等、文字で書かれたことを読み、伝える技術。テープ等に録音していつでも利用できる形にしておく他、対面してその場で実際に読んで伝える活動です。
以前は朗読活動と呼ばれていましたが、最近では感情豊かに伝える朗読とは異なり、文字で書かれた内容を音声に訳して正確に伝えることを重んじることから「音訳」「音声訳」と呼ばれることが多くなっています。
点字・点訳
点字・点訳
目で文字を読むことが困難な人(視覚に障害のある人)に、書籍、雑誌、新聞、取扱説明書等、文字で書かれたことを、6個の点を組み合わせた記号に打ち替え情報を伝える技術。
打たれた点の隆起(ふくらみ)を指で触り、6点の組み合わせを指先で感じ取ることで読んでいきます。点字に打ち替えた図書などを作成する活動です。

 

 この他にも一定の技術や知識を必要とする活動や、技術まではいかないまでも、ちょっとしたコツを知ることや経験があることで安心して行える活動もあります。

 

ボランティアの理解を深める講座

 ボランティア活動(特に福祉分野での活動)は、人と人とが直接関わることが多くあります。活動の中心は、地域で暮らす人同士がお互いの立場や思いを理解しあうことで、みんなが支えあいの中で暮らすための人間関係と生活環境をよくしていこうとするものです。
 こうした活動を自己都合の活動ではなく、みんなの力になるような活動にしていくために理解を深める講座等も開催しています。
 自分自身の向上のためにも、ぜひ講座や体験の機会をご活用ください。

 

講座、体験学習等のお問合せ先

 社会福祉協議会(ボランティアセンター)では、それぞれの市町ごとで実施される講座の種類や内容等が異なっています。
 講座や体験学習等の開催予定、参加方法は、お住まいの市町社会福祉協議会へお問い合せください。

県内の市町社会福祉協議会一覧

 

お問合せ先

地域福祉課 広島県ボランティアセンター

所在地:〒732-0816 広島市南区比治山本町12-2 県社会福祉会館1階
電話:082-254-3506
ファクス:082-256-2228
受付時間:平日8時30分~17時30分
 ※土日祝日・年末年始(12月29日~1月3日)は、お問合せフォームで受け付けます。
 (返信には数日程度かかります)

県民の皆さま

社会福祉法人広島県社会福祉協議会

〒732-0816
広島市南区比治山本町12-2
電話:082-254-3411(代表)

平日 8時30分~17時30分
(土日・祝日・年末年始は休業)

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