一人ひとりが支え、支えられる地域共生社会の実現をめざして ~尾道市ひきこもり支援(重層的支援体制整備事業への移行準備事業)の取り組み~
2022.09.09 掲載
内閣府の生活状況に関する調査(平成30年度)によると、社会や地域とのつながりがない、あるいは希薄で、生活のしづらさを抱えたまま過ごされているひきこもり状態にある人の割合は15歳~39歳で1.57%、40歳~64歳で1.45%となり、全国で109.5万人と推計されています。この割合に基づくと、令和3年度の尾道市においては、ひきこもり状態にある人が1,025人いると推計されます。
このような状況の中、尾道市社会福祉協議会が受託している、生活に困っている人の総合相談窓口「くらしサポートセンター」の相談員が、長期間ひきこもりの状態にある人の相談支援を通じて感じた気づきがきっかけとなった、尾道市のひきこもり支援の取り組みをご紹介します。
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