福祉サービス第三者評価の効果・メリット　～新たな気づきへの第一歩！！～

2019.05.10 掲載

　「福祉サービス第三者評価」は、事業所が自らのサービスの向上を目的とする事業者支援サービスです。
　しかし、事業所からは「評価」に対して、よくこんな声が聞かれます。

・監査のように、できていないことを指摘されるのではないか・・・
・義務ではないものを受審することで注目されるプレッシャーがある
・特に評価されるような取り組みはしていない
・「できている」というプライドが、傷つけられるのではないか・・・

 

「福祉サービス第三者評価」のメリットは・・・？？？

 

実際に本会で受審した事業所を対象にアンケートを実施させていただきました！！

 

福祉サービス第三者評価受審後のアンケート　集計結果（平成29～30年度受審事業所対象）

対象事業所数：39事業所　　回答数：21事業所　　回収率：53.8％

 

自己評価・第三者評価を実施した感想・・・

アンケートに回答していただいた全ての事業所が、

「自己評価・第三者評価を実施して良かった」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　と回答

 

 

今回の評価（自己評価、第三者評価、利用者・家族アンケート）をどのように活用されますか？？

・第三者評価を実施しない年でも、自己評価を行い改善確認をしている
・理事会、評議員会等で資料として使用
・家族との運営懇談会に改善テーマとしてあげ、取り組んでいる
・新人職員教育（エルダー制度）の達成評価リストに折り込み活用
・研修実施項目の参考にしている
・次年度の改善項目としてあげ、職員間での意見交換に活用

第三者評価の受審を振り返って、よかったと思うことは？？

・第三者からの助言は、客観的に事業所を見つめるよい機会となり、どのように改善していったらよいかのアドバイスが具体的で参考になった
・職員の認識の違いが明確になり、何を重点に意識統一を図らないといけないか見えてきた
・職種によって自己評価結果の違いに気づき、職員共通の意識をもつことができた
・施設の改善点だけではなく、良い点についても再確認できた
・３年後や５年後に評価項目を再確認する基準ができた
・自分たちでは気づいていない良い点を褒めてもらうことで自信につながり、職員一人ひとりの意欲向上となっている

 

　事業所によって取り組み方法は異なりますが、「サービスの質の向上したい」という思いは同じです！！
　今後も、より受審の効果をあげるための取り組みや受審後の変化や効果を紹介していきます！！

 

第三者評価実施後アンケート集計結果(平成29･30年度実施事業所)

　多くの事業所の皆さまにアンケートのご協力いただき、誠にありがとうございました。
　皆さまからいただいた貴重なご意見は、今後の評価事業の参考にさせて頂きたいと思います。

 

平成30年度福祉サービス第三者評価 受審事業所（１９か所）※本会で受審した事業所のみ

介護・高齢分野

(社福)IGL学園福祉会 IGLデイサービスシャレー
(社福)信々会 特別養護老人ホーム春日野園
(社福)三篠会 介護老人保健施設 原
(社福)三篠会 特別養護老人ホーム 原
(社福)三篠会 介護老人保健施設あすらや荘
(社福)三篠会 特別養護老人ホームあすらや荘
(社福)三篠会 養護老人ホームあすらや荘

障害分野

(社福)三矢会 太田川学園第1成人部・成人棟
(社福)三矢会 太田川学園第1成人部・アネックス棟
(社福)三矢会 太田川学園生活介護事業所
(社福)三篠会 障害者支援施設 原（施設入所支援）
(社福)三篠会 障害者支援施設 原（生活介護）

児童（保育）分野

(社福)三篠会 中山いづみこども園
(社福)鏡福祉会 わかば保育園
(社福)鏡福祉会 あおば保育園
(社福)みその児童福祉会 呉聖園マリア園
(社福)光生会 保育所ひかり学園
(社福)光生会 くまの中央保育園

社会的養護

(社福)広島新生学園 広島新生学園

 

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